★ぷうすけアイランド★

− 在るのか無いのか分らない未来のために −

タグ:福島県県北地方

早々とブログの頭に「リンク先の訪問が出来ません」と表示しました。

メール、コメント、掲示板にレスしてないと記事にしました。

わたくし、有言実行の鏡でございます。
今回ばかしはご勘弁下さりませ m(_ _)m


あっという間に病名を言い当てられた私です。

いろんなお便りの中には指示書というか業務命令というか…(>_<)
ま、道標なんですけどね。

ぷうすけは思い込みが激しくガンコだけど、たまには言うことを聞けみたいな…(T_T)

その通りになっちゃいそう。


こんな感じです。


1 ダメ元で介護認定調査受ける


2 認定受けられたらリハビリ重視のデイケア探す。(教えてくれる)
街の整形外科がお金ほしさにしている事あり。
お金についてはその施設に聞く、普通は昼飯つき


3 身体障害者手帳は取る。

身体障害者手帳は精神と違い、細かい分類がある。

事故で片足のすねが少し短くなったとか、脳梗塞後遺症で片足を少し引きずるとか、本当に軽い人でも手帳は取れています。

地域により、受けられるサービスは異なりますが、サービス一覧表を貰う事ができます。

公共バスがないなら、通院用タクシーチケットくれるかも。

映画も半額になるかな。

美術館とか割引になったり、これは全国共通だよ。

多少は節税対策にもなります。

市営体育館は無料かな?

タクシーも少し安くなるかも。


4 プールも良いぞ。

退院したら、公営体育館のジムに通う。

公務員はビシビシ使う。
しつこく指導受けること。




介護認定についても指導されたけど、都会はいいなー。


東京、横浜はいいなー。


ここいら辺りと同じ国なのか?


ホントにここは日本なのか?

南鳥島か沖の鳥島なんだべな。

雪降るけど…。

転院後もリハビリに専念するために家族の訪問を拒否しました。


転院してからは毎日24時間、やることなすこと全てがリハビリです。



私はリハビリ担当者にとんでもない要求をしました。


車の運転をしたい。
できるならマニュアル車。

パソコンの設定をするために親指、人差し指、中指を使えるようにしたい。

個人を相手に仕事をするつもりだから第一印象が大事。
顔の引きつりを目立たなくする。
営業用スマイルが出来る。
営業用のトーンを出せる。

何よりも言葉を話せる。
少なくてもマイクから1メートル離れて録音をしたり、天気予報のアナウンスが出来るレベルまでは戻したい。



腕は動かず、顔面マヒ。
唇噛んで血だらけ。

一見とんでもない注文です。
でもギリギリ到達出来ると考えていました。


一通りクリアしちゃいました。

左手でキーボード打つ真似事しています。




まだまだ回復するかも?


甘いかな?




車の運転が出来ないと日常生活が営めません。

食料調達さえ出来ないのです。



ここは名にしおう地方の田舎町です。

都市部じゃないんです。

地域格差の象徴なのです。
権化とも言います。

入院当初の一ヶ月間、畳の目ひとつ程の僅かな回復を感じ取り、それを励みのリハビリ生活。

入院3週間目で、手首と指が「動くようになる」と確信したが、介護認定受ければ要介護2確実の寝たきり状態。介護認定の「地域格差」もなんのそのだったのだ。(笑)

リハビリ担当者が特別メニューを組んでくれ、人気の無くなったリハビリ室で1〜2時間のリハビリ。(通常は20分)

私は筋肉の感覚把握に自信があったし、リハビリ担当者も感覚の把握とその表現力を評価してくれた。
根拠の無き、夢や希望と次元が違う。

リハビリ担当者は放っておいても歩くと判断し、私も歩き方なら知っていると自負してた。
その病院で歩行訓練はしていない。
手足、とりわけ腕の感覚を取り戻すことだけに終始した。


ようやく、3週間目にして「動くようになる」と確信した。


辛くはなかった。
リアル・バーチャル入り乱れての応援があった。
私は1人ではなかった。

家人が病院に出入りする事も禁じ、リハビリに専念する体制を敷いた私だが、1人でどこまで耐えられたことやら。




今回の入院で、医療現場の過酷な現実や、医療体制の不備を知った。

やはり「県北地方」なのだ。

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